アパッチ部落

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戦時中、アジア最大の軍事工場「大阪砲兵工廠」があった現在の大阪城公園東側一帯。終戦前日の米軍による集中爆撃で壊滅し、広大な砲兵工廠の敷地に残された金属類をこっそり回収しそれで生計を立てていた「アパッチ族」と呼ばれた在日朝鮮人集落が存在していた。開高健、小松左京、梁石日といった作家らにもリアルに描かれている在日の戦後史、それが平成現代社会の大阪においても細々と続いているという「アパッチ部落」の流れを汲む土地があるというので見に行った。

JR大阪環状線大阪城公園駅から平野川を挟んだ北側の住宅地がかつてのそれだったと言われるが、弁天橋を渡った先の大阪環状線のガード下を潜った辺りが凄まじい雰囲気を放っている。明らかに不法占拠物件らしきあばら屋や自販機コーナー、それに公衆便所まで置いてあって、なるほどこの場所かと実感できよう。近年は不法占拠物件の撤去が進み自販機コーナーが無くなり、小屋も大部分撤去され、公衆便所だけが残っていたが、JR西日本関連会社の社名で通告の張り紙が貼られていた。この付近の風景が無くなるのもそう遠い話ではない気がしてきた。

城東区 鴫野

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アパッチ部落の所在地

​ 大阪府大阪市城東区鴫野西2丁目4

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